愛染隼人の女の詩集 雪の追良瀬駅
雪の追良瀬駅
白い雪がちらちら なみだ顔
お仕事だもの しょうがない
僕だって 別れ惜しいさ
そんなこと 言いながらも
曇りガラスに 春には帰る
そう書いて 哀しんだ
あゝ雪の追良瀬駅よ…
冷たい風が吹いて 手が痺れ
厚いマフラー 役立たず
無人駅 人がチラホラ
出稼ぎに 行く人みたい
硝子に見える 君の涙が
辛いのは 同じこと
あゝ雪の追良瀬駅…
列車の向こうで 海が鳴き
荒れてる模様 冬景色
さぁ行くよ これでお別れ
何もない 薄い荷物が
我が身を泣かす
明日が時雨て
さようなら 手を振った
あゝ雪の追良瀬駅…
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