愛染隼人の女の詩集 石狩・朝里駅

hayato


  石狩・朝里駅


石狩湾に浮いてる 恋が沈んで

涙になって 沈んでゆく

誰にも止められなくて

1人で泣く私 海鳥が鳴いて

連られ泣いた 明日の暗さに

おんなの命が絶たれた

別れ言葉の あゝ朝里駅…


一隻の船が浮いて 漁場帰えり

旗を開いて 先頭の笑い

そんな光景が見えて

薄陽刺す光り帯 あなたの列車

赤いテールが 薄らいでゆく

愛の終わりの哀しさよ

秋の景色の あゝ朝里駅…