愛染隼人の女の詩集 雨の屋台酒

hayato

  雨の屋台酒


別れを言わずに 町を出て行った

それほど嫌われたのね

アパートにいない

携帯にも出ない

言いづらかったのでしょう

夜風が沁みる 雨の屋台酒 あゝ


船は帰らない きっと帰らない

おんなの考えだけど

慣れない煙草に

噎せている私は

ひとみに涙を溜めてる

世間裏切り 雨の屋台酒 あゝ


風に連れられて 海に消えた人

見知らぬ国の異国へと

旅立ったらしい

町の噂では…

なんて悲劇の終わりなの

恨んでないけど

雨の屋台酒・・






















雨の屋台酒…