愛染隼人の女の詩集 遠い海

hayato

    遠い海


いつもあなたと 見つめてた

朝の海 陽が眩しくて

地平に船が 走ってた

潮の匂いが 体に滲みて

あなたに愛を 誓ったあの日


過去のむね 追いかけて

哀しみを いじめて去った

なみだが海に 落ち消えて

血潮漲る この体には

未練が残り 明日を見つけて

そんな思いの あゝ遠い海 あゝ


思いで求め 歩く砂(はま)

岸壁に 風唸(うな)り

海鳥たちが たわむれて

空を啼いてく その姿

きっと待ってる 未練が命

それが生甲斐 遠い海 あゝ