愛染隼人の女の詩集 雨の交差点
雨の交差点
雨が降りはしめ 持つ手の傘から
滴が落ちて 道路の向こうに
あなたがいるのが見える
高層ビルを 駆け抜ける風が
嫌な予感をさせる
午後9時の 雨の交差点…
あなたを頼って 故郷を捨てて
不慣れな都会 暮らしてみたけど
気がつけば暗闇散る
抱きたいだけの 都合の良い女
愛だと思っていた
哀しいだけの 雨の交差点…
心の何処か 時の向こうで
置いてけぼりの 寂しさに耐え
幸せ演じてるけど
小雨に溶けて 夜に背中を向け
もう戻れはしない
先走る思い 雨の交差点…
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